エンドユーザーアプリケーション
PacificBase Dynamicsのエンドユーザーアプリケーションは、特定のタスクを遂行する単独のソリューションだけでなく、煩雑なタスクの処理を自動化する統合分析ツールとしても使用できるように設計・開発されました。
すべてのエンドユーザーアプリケーションは.NET上で開発され、Excelと統合されているとともに2か国語に対応しています。その中には、ユーザー自 身のアプリケーションとデータ抽出のカスタマイズや管理ができる構築ツールも含まれています。データの検索、表示、操作、分析とエクスポートはデータベー スに関する予備知識を必要とせず、マウスを数回クリックするだけで行うことができます。
すべてのアプリケーションは、3つのPacificBase Dynamicsバックエンド(開示通りの無調整データ・3ヶ月調整四半期データ・経営指標)からデータを抽出することができます。また、エンドユーザー ワークシートをカスタマイズあるいは標準化して、分析モデルや経営指標算出を行うこともできます。
PacificBase Dynamicsに含まれる4つのエンドユーザーアプリケーション:
- DynaSolver. 個別企業分析向けアプリケーション。選択した企業のファンダメンタルズ・株価データをPacificBaseから抽出し、そのデータを利用した分析モデルやグラフの作成ができます。ワークブックは銀行、保険、事業会社、その他金融、証券、およびREITsの6種類のセクターに分かれています。さらに、指標等の計算式がすでに組み込まれている事業会社分析用モデルも用意しています。ワークブックは保護されていないので、このモデルをベースに計算式の変更等ワークブックの編集を行い、ユーザーのニーズに合ったモデルへと作り変えることが可能です。
- DynaGrid. 複数企業分析向けアプリケーション。ポートフォリオ、同業種、セクター、インデックスあるいは市場分析のためのモデルを作成できます。また、ユーザー定義の経営指標を算出することもできます。計算式は全セクターに対してひとつ作成する方法と、セクター別の計算式を作成する方法があります。
- DynaTracker. 企業業績予想の傾向や予想と実績との比較を分析するアプリケーション。決算短信あるいは適時開示で発表された初期の業績予想およびすべての修正業績予想を抽出できます。データベースには2008年以降の業績および配当関連の予想が収録されています。
- DynaScreen. 企業スクリーニングを行うアプリケーション。特定の指標やファンダメンタルズおよび会社プロフィール等でPacificBase Dynamicsに収録されている企業のスクリーニングやデータマイニングができます。抽出された企業リストは保存することができ、他のアプリケーション で活用することができます。
上記の4つのエンドユーザーアプリケーションは、下記の通り2タイプのバックエンドホスティング(ローカル/LANとクラウド)とともに、3種類のパッケージ(ライト・スタンダード・プレミアム)で提供しています。
製品とサービス | フロントエンド/バックエンド バンドル | ||
---|---|---|---|
エンドユーザー・パッケージ | |||
ライト | スタンダード | プレミアム (近日導入予定) |
|
フロントエンド アプリケーション |
DynaSolver | DynaSolver DynaGrid |
DynaSolver DynaGrid DynaTracker DynaScreen |
バックエンド ホスティング |
クラウドのみ | ローカル、クラウド、またはその両方 |